こんにちは、有村純一です。
なかなか映画館に行けていないのですが、この間映画「ドライブ・マイ・カー」を観ました。
村上春樹原作で、監督は数多くの映画賞を取っている濱口竜介監督です。
この作品も、さまざまな映画賞にノミネートされており、もしかしたらアカデミー賞も取るのでは、と予測されています。
物語は、西島秀俊演じる俳優が、妻を亡くし、広島で舞台の演出を手がける中で、運転手を務める女性と出会い、救われていくという話です。
この運転手を演じるのが三浦透子さんという方で、淡々とした演技なのですが、とても印象に残りました。
(新海誠監督の「天気の子」の劇中歌も歌われているそうです。)
他には岡田将生さんなども出ており、どこか闇を抱える俳優を演じています。
岡田さんも、失礼ながらイケメン俳優としか認識していなかったのですが、 素晴らしい演技でした。
映画の中で、車の中のシーンが多く登場するのですが、車という密室空間は、否応にも、他人と向き合わなければいけません。
その中で主人公がどのように、 傷を癒していくのかという過程を丁寧に描いた作品だったと思います。
村上春樹が好きな人も多いかと思いますが、原作とは違った魅力があるので、おすすめの作品です。